2011年4月5日火曜日

防災機能をもつ公園の設置箇所

日本における公園の設置箇所は、区画整理などで生成された区画地の住宅としては適さない箇所や、形状として不定形な箇所になりがちであります。

これは、公園という空間の位置づけが住宅地などと比べて重要度が低い、あまり重要としては位置づけられていないということがあげられます。

本来は、公園というものは、市民生活における憩いの場であることや、震災時の防災拠点の役割など日常生活においての重要な空間であることは間違いないはずです。

防災拠点となりうる空間(公園)においては、まとまった広さの確保の他に、地震や津波等の影響が周辺と比べて受けにくいところ、物資の輸送などにおいて輸送経路に比較的近い、利便性の高い箇所に設置がされることが必要になってくることかと思います。


公園という空間は、住宅と同様にひとつの空間として同等な、もしくはそれ以上に重要な空間として位置づけられることが、人々の暮らす生活空間の形成に役にたつのではないでしょうか。