公園などの園路の設計をする際に、どうしても線形が自然なかたち、なめらかなかたちにならないことがあります。
実際に、直線と曲線の組み合わせで園路の線形が決まってくるのですが、直線が異様に長かったり、曲線半径が小さかったり、曲線半径の組み合わせにおいても、急なカーブを描いてしまったり。
CAD上にて線形を描いていくと、どうしてもその「ドツボ」にはまってしまうことがあります。
CAD上で描いても、一度紙へ出力して、自分の目線の前に紙を水平に置いてみましょう。
(平面上で頭の中だけで考えるのではなく、視覚的にみる(立体的にみる)ことで空間を考える手法)
模型を作成する余裕がないときに、簡易的に立体を考える手法のひとつです。
自分が、その場に立っているような感覚をみることで、違和感のある線形なのか、そうでない線形なのかがわかります。
【滑らかな線形に近づけるために】