2011年10月14日金曜日

新しいまちのスポット ~大田原市金燈籠ポケットパーク~

大田原市の中心部にあります金燈籠(かなどうろう)。

まちの中心部の街道筋のシンボルとして、今までも大田原のまちを見守ってきました。

移設整備前の「金燈篭」

そして、先日「金燈籠」を同じ街道筋交差点の角(辻の広場)に再設置され、木デッキを設置された市民の憩いの空間として、街場の空間がリニューアルされました。

鍵型の道路の骨格は、主に城下町などで見られる道の形でもあり、歴史的なことを踏まえてもまちの中でも重要な箇所として位置づけもされていました。

往時の歴史の姿が街の中に残っていることは、その土地の文化を大切にする心も残っているということが言えることでしょう。そして、車社会になる前のヒューマンスケール的な面白い、なぜか心地よいまち場空間も残っているということでもあります。


過去の歴史的資産を活用しながら、現代のまちば空間へ再生を図っていくことは、都市の魅力を向上させるツールのひとつであることだと思います。


これからも、市民の新しい憩いの場から「金燈籠」がまちを見守っていくことでしょう。

(本日の(2011.10.14付)下野新聞にも金燈籠の記事が載っておりました。栃木に在住の方はご覧になることが可能です。)
同新聞のインターネット版はこちらになります↓
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/otawara/news/20111014/634996
(リンク切れの際はご容赦ください)


お近くにお越しの際は、まち歩きをすること(まちの建物観察や歴史、文化を観察することなど)と一緒にいろんなまちのスポットへお立ち寄りくださいませ。
きっと、何かしらの発見があると思います。

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【完成後の現場写真追加】
当社:SW氏撮影

(写真追加)2012.02.17 全景

(写真追加)2012.02.17 石碑

(写真追加)2012.02.17 ライトアップのLED足元照明