今日は、社内の大掃除でございます。
仕事と並行して行うこともあり、対応に四苦八苦するところもありますが、
社内の塵、埃や自分自身の身の回り整理、心も身体もすっきりさせるために
掃除を行っています。
また、社内の鉢植えの草花、観葉植物も手入れです。
外の空も、雲ひとつなくすっきり。
落葉した樹木の枝と空がなんともいえない景色をつくっています。
年末、年始に締め切りの仕事もあり、なかなか休めませんが
明日(29日)から3日までは通常営業はお休みです。
2010年12月28日火曜日
ブランコ
2010年12月19日日曜日
2010年12月10日金曜日
陽がだいぶ短くなってきました。
2010年12月3日金曜日
2010年12月2日木曜日
地域別による公園への考え方の違い
今晩は、当社で現在進めております某市の公園づくりのワークショップへ出向いてきました。
そこで、感じたこと、気づいたこととして
都市部や住宅密集地においては「公園の緑や広場空間があった方が良いよね」という意見がありますが、逆に郊外ともなると、「自宅の庭の方が公園敷地よりも広いからね」という素直な意見を聞く事ができました。つまり自宅の庭で出来る遊びと同じ要素を公園へ盛り込んでも活用されないということ。
それについて、納得です。
確かに、周りに山々の緑が沢山あるわけで、公園へは周辺と同じような緑は求められていない。
緑を入れるのなら、特徴的なものを考え、周辺環境を考慮した空間づくりが必要であります。
・都心部 → 緑は貴重、広い広場はこどもの遊び場にとって重要な空間
・郊外部 → 緑や広い空間はいくらでもある。公園へは別の要素が欲しい。他にない落ち着ける空間など。
周辺にあるものと同じもの(緑や遊具、その他施設)を入れてはすぐに飽きられてしまう。
飽きないような空間づくりが重要であると感じました。
今回の貴重なご意見を基にバリアフリーを考えつつも、空間として埋没しない公園づくりを目指していこうと思います。
そこで、感じたこと、気づいたこととして
都市部や住宅密集地においては「公園の緑や広場空間があった方が良いよね」という意見がありますが、逆に郊外ともなると、「自宅の庭の方が公園敷地よりも広いからね」という素直な意見を聞く事ができました。つまり自宅の庭で出来る遊びと同じ要素を公園へ盛り込んでも活用されないということ。
それについて、納得です。
確かに、周りに山々の緑が沢山あるわけで、公園へは周辺と同じような緑は求められていない。
緑を入れるのなら、特徴的なものを考え、周辺環境を考慮した空間づくりが必要であります。
・都心部 → 緑は貴重、広い広場はこどもの遊び場にとって重要な空間
・郊外部 → 緑や広い空間はいくらでもある。公園へは別の要素が欲しい。他にない落ち着ける空間など。
周辺にあるものと同じもの(緑や遊具、その他施設)を入れてはすぐに飽きられてしまう。
飽きないような空間づくりが重要であると感じました。
今回の貴重なご意見を基にバリアフリーを考えつつも、空間として埋没しない公園づくりを目指していこうと思います。
2010年12月1日水曜日
2010年11月25日木曜日
防災機能を持つ公園
近年にみられる傾向として、市街地部にある公園は防災機能を持った公園が増えています。
東京には、国営公園と都立公園とが一緒になった「東京臨海広域防災公園」という
防災公園・防災拠点があります。
東京には、国営公園と都立公園とが一緒になった「東京臨海広域防災公園」という
防災公園・防災拠点があります。
ここでは、大震災時における避難手段を学べる体験施設があります。
平日は、小学生など団体で体験学習などを活用されているようです。
栃木県内でも、少しずつですが見られるようになってきました。
防災公園とは、地震などの災害時に避難、災害時キャンプをはる事ができる機能を兼ね備えた公園のことであります。
阪神・淡路大震災以降に災害時の公園のあり方が問われるようになり、防災機能が注目されるようになってきました。
防災公園には、災害トイレ(通常はマンホールの蓋しかありませんが、災害時はそこにテントや簡易便器を取り付けて臨時トイレにする)、かまどベンチ(通常はベンチとして利用、災害時は天板を外してかまどのようになるベンチのこと)、防災四阿(災害時に側面にテントをはることができる機能のあるもの)、防災倉庫(災害時に必要な備品関係を格納しておく倉庫)などがあります。
これらのものが公園にありましたら、そこは避難場所になる公園となります。
日常的には憩いの場所の公園、非日常的には災害時に対応する公園
公園にもいろんな機能があることに注目してみてください。
2010年11月21日日曜日
紅葉と市街地散策
2010年11月17日水曜日
照明のはなし
今日は、生活の中で欠かせない照明についてお話したいと思います。
日ごろから目にする、オフィスや自宅の部屋の天井についている照明
照明の明るさを示すものとして、ルクスという明るさを示す単位があります。
これは、天井(だけではないですが)から地面、床下への投影された光がどれだけ明るいかを示した指標となります。
しかし、ここで地面の明るさは明るい、数値的にルクスが大きいのになんだか暗く感じる。
その逆で、地面はさほど明るくなく、数値的にルクスが小さいのに明るく感じるという現象があります。
ここで大切なことは、明るさ感があるかどうかになります。
わかりやすく言いますと、同じ照明を設置しても、壁の色、家具の色によってその部屋や空間が暗く感じる、明るく感じるというものと同じような現象のことです。
単純に明るい光源を多く設置するだけでなく、少ない光源でも効率的に明るい感を出すことが照明デザイナーの腕のみせどころでもあり、省エネにもつながります。
公園や外構空間の設計においても、これらの考えを大いに用いる必要性がありそうです。
単純にルクスの数値を高くすることだけに惑わされることなく、光の当て方、配光の仕方でだいぶその空間を明るくすることができるかがこれからの時代の鍵です。
照明についても単純に照らせばいいというわけでない、非常に奥の深いものであります。
2010年11月15日月曜日
市街地も紅葉が進んでいます。
2010年11月5日金曜日
今日のあおぞらとランドスケープの仕事
今朝は、宇都宮もだいぶ冷え込みましたね。
日中は、ぽかぽか陽気になりました。
今日は、空が綺麗に澄んでいます。
風景、光、影をデザインするのも、ランドスケープの仕事の一つであります。
かたい構造物だけ観察するのではなく、自然のやわらかさも観察し、日々感性を養っていくことがランドスケープ分野の設計をする際には求められます。
ランドスケープを土木と捉えられてしまうと、違和感を感じます。(土木の要素も空間設計には必要なことなのですが... それだけではありません。)
かたいものとやわらかいものをトータルにデザイン、設計をするのがランドスケープの仕事なのです。
生活の営み、まちの事、自然、風景... いろんな要素を考えながらやっていく仕事です。
ですから、構造物の設計ができればいいというものではないのです。
非常に奥が深いのです。
それはさておき...。
もともと、人間は自然の中に生きてきているのですから、皆様も自然のエネルギーのありがたさを感じ取ってみてはいかがでしょうか。
日中は、ぽかぽか陽気になりました。
今日は、空が綺麗に澄んでいます。
風景、光、影をデザインするのも、ランドスケープの仕事の一つであります。
かたい構造物だけ観察するのではなく、自然のやわらかさも観察し、日々感性を養っていくことがランドスケープ分野の設計をする際には求められます。
ランドスケープを土木と捉えられてしまうと、違和感を感じます。(土木の要素も空間設計には必要なことなのですが... それだけではありません。)
かたいものとやわらかいものをトータルにデザイン、設計をするのがランドスケープの仕事なのです。
生活の営み、まちの事、自然、風景... いろんな要素を考えながらやっていく仕事です。
ですから、構造物の設計ができればいいというものではないのです。
非常に奥が深いのです。
それはさておき...。
もともと、人間は自然の中に生きてきているのですから、皆様も自然のエネルギーのありがたさを感じ取ってみてはいかがでしょうか。
2010年11月4日木曜日
日光市内の風景と街並み
栃木県でも、一番ともいえる観光地「日光」
3日は、休日であったため、また紅葉の時期と重なり、多くの観光客が日光に訪れておりました。
日光の市街地もあちらこちらで、樹木の紅葉や黄葉がみられておりました。
人の動きとしては、東武日光駅またはJR日光駅から 東町界隈を歩いて二社一寺方面へ歩いている観光客の姿がみられました。
東町界隈には、歩く観光のスポットとして休憩できる小公園がいくつかあり、足を休めることができます。
現在、駅から二社一寺までの間の門前町ともいえる東町界隈では、10/24~11/28までの期間で、「あの時の日光展」が開催されています。昔の二社一寺や東町界隈のなつかしい写真などが各店舗のディスプレイに写真展示されています。
なつかしい、日光の風景が見れます。
二社一寺、紅葉だけでなく、それとかかわっている東町界隈のまちを同時にみていただきますと、まちを歩く楽しさが増えますよ。
東町界隈には、建築遺産としてもすばらしい建物があります。これらの建築を見る楽しさもあります。
日光の街中をあることきは、いろんな要素のある東町界隈もみてみてください。
3日は、休日であったため、また紅葉の時期と重なり、多くの観光客が日光に訪れておりました。
日光の市街地もあちらこちらで、樹木の紅葉や黄葉がみられておりました。
人の動きとしては、東武日光駅またはJR日光駅から 東町界隈を歩いて二社一寺方面へ歩いている観光客の姿がみられました。
東町界隈には、歩く観光のスポットとして休憩できる小公園がいくつかあり、足を休めることができます。
現在、駅から二社一寺までの間の門前町ともいえる東町界隈では、10/24~11/28までの期間で、「あの時の日光展」が開催されています。昔の二社一寺や東町界隈のなつかしい写真などが各店舗のディスプレイに写真展示されています。
なつかしい、日光の風景が見れます。
二社一寺、紅葉だけでなく、それとかかわっている東町界隈のまちを同時にみていただきますと、まちを歩く楽しさが増えますよ。
東町界隈には、建築遺産としてもすばらしい建物があります。これらの建築を見る楽しさもあります。
日光の街中をあることきは、いろんな要素のある東町界隈もみてみてください。
2010年11月1日月曜日
こどもの遊び方の変化とリスク、ハザード
今の現役で働いている大人の世代が子供のころは、よく外で遊び服を泥だらけにして遊んでいる光景が見られました。時代は進み、アウトドア的な遊びがインドア的な遊びへと変化してきております。
年齢的に見ると、(一般論として)
今の50~60歳代の子供のころ → 遊具は余り無く外で虫取りや花摘みなどで遊んだ
今の40~30歳代の子供のころ → 都会のこどもはインドア傾向が徐々に進み、郊外のこどもはまだアウトドア的であった。公園ではブランコやすべり台などで遊んだ。
今の20歳代の子供のころ → ゲームなどが流行しあまり外で身体を使ってあそぶことをしなくなった。
あまり外で遊ばなくなった為か、自然と危険予知をすることができるこどもたちが少なくなっている傾向にあります。
今年の夏に行われました、「遊び場の安全に関する国際シンポジウム」では危険予知が自然と出来る子供たちがいなくなっていることを懸念して、冒険できる遊び場を創造し、こどもたちの心身の育成に貢献できるようにしようという趣旨で、遊び場の「リスク」と「ハザード」についての説明が行われました。
専門的にかかわっている業界人であれば、この「リスク」と「ハザード」の意味合いは何のことかわかるのですが、世間一般の方々は何のこと?とお思いのことかと。
遊び場における「リスク」とは
・予防できる危険なこと、命にかかわる事故は起きないこと。
遊び場における「ハザード」とは
・予防できない危険なこと、事故に結びつき命の危険にさらされること。
昔はよく、骨折をした子供や仲間が多くいましたよね。
しかし、今はそのような子供はめったに見られません。が、怪我をするときは思いっきり怪我をしてしまうという結果となっております。
(日常生活や遊びにおいて危険予知をすることが出来ない為か、昔の子供では起きなかった事故が起きているようです。)
遊具の安全設置基準というものがあり、最近の遊具ははさみこみや落下事故などの危険はとりのぞく様な仕様となっております。比較的新しい遊具は高さがあっても安心して遊ぶことが出来ます。
昭和末期ごろの遊具ですと、まだそのような基準は無かったわけで非常にスリルがある遊具となっています。(自分のこどもが遊ぶときは親が見守って、危険な場合は注意喚起してあげてください。)
どちらの遊具が優れているかは、なんとも言えません。
どのような遊具で遊ぶにしろ、その遊具の特性を把握し、こどもたちが楽しく遊べるよう親は見守ってあげてください。
最近は、子供たちへの心身の成長を促す意味合いで、自分たちで創作した遊具で遊ぶプレイパークもあります。その公園は、遊ぶ子供たちが自らの責任で遊ぶことが出来る公園です。
日本も欧米のように訴訟社会へなってきていますが、その逆に欧米では、やりすぎた訴訟が子供たちの遊び場を失う結果になっていることに懸念を示してもいます。
これから求められるものは何か?
これらの流れがきっとヒントになることかと思います。
もちろん、公園設計はこれらのことを念頭において設計をしています。
年齢的に見ると、(一般論として)
今の50~60歳代の子供のころ → 遊具は余り無く外で虫取りや花摘みなどで遊んだ
今の40~30歳代の子供のころ → 都会のこどもはインドア傾向が徐々に進み、郊外のこどもはまだアウトドア的であった。公園ではブランコやすべり台などで遊んだ。
今の20歳代の子供のころ → ゲームなどが流行しあまり外で身体を使ってあそぶことをしなくなった。
あまり外で遊ばなくなった為か、自然と危険予知をすることができるこどもたちが少なくなっている傾向にあります。
今年の夏に行われました、「遊び場の安全に関する国際シンポジウム」では危険予知が自然と出来る子供たちがいなくなっていることを懸念して、冒険できる遊び場を創造し、こどもたちの心身の育成に貢献できるようにしようという趣旨で、遊び場の「リスク」と「ハザード」についての説明が行われました。
専門的にかかわっている業界人であれば、この「リスク」と「ハザード」の意味合いは何のことかわかるのですが、世間一般の方々は何のこと?とお思いのことかと。
遊び場における「リスク」とは
・予防できる危険なこと、命にかかわる事故は起きないこと。
遊び場における「ハザード」とは
・予防できない危険なこと、事故に結びつき命の危険にさらされること。
昔はよく、骨折をした子供や仲間が多くいましたよね。
しかし、今はそのような子供はめったに見られません。が、怪我をするときは思いっきり怪我をしてしまうという結果となっております。
(日常生活や遊びにおいて危険予知をすることが出来ない為か、昔の子供では起きなかった事故が起きているようです。)
遊具の安全設置基準というものがあり、最近の遊具ははさみこみや落下事故などの危険はとりのぞく様な仕様となっております。比較的新しい遊具は高さがあっても安心して遊ぶことが出来ます。
昭和末期ごろの遊具ですと、まだそのような基準は無かったわけで非常にスリルがある遊具となっています。(自分のこどもが遊ぶときは親が見守って、危険な場合は注意喚起してあげてください。)
どちらの遊具が優れているかは、なんとも言えません。
どのような遊具で遊ぶにしろ、その遊具の特性を把握し、こどもたちが楽しく遊べるよう親は見守ってあげてください。
最近は、子供たちへの心身の成長を促す意味合いで、自分たちで創作した遊具で遊ぶプレイパークもあります。その公園は、遊ぶ子供たちが自らの責任で遊ぶことが出来る公園です。
日本も欧米のように訴訟社会へなってきていますが、その逆に欧米では、やりすぎた訴訟が子供たちの遊び場を失う結果になっていることに懸念を示してもいます。
これから求められるものは何か?
これらの流れがきっとヒントになることかと思います。
もちろん、公園設計はこれらのことを念頭において設計をしています。
2010年10月29日金曜日
今日のあおぞら
昨日の雨があがり、日中はそらが綺麗でありました。
そらのあおさと、くも、大木と公園施設とがなんともいえないバランス。(人によって感じ方は違うと思いますが...。)
宇都宮の東となり、芳賀町の公園の光景であります。
巨大なケヤキと公園施設が綺麗に撮れた一枚です。
実は写真にうつっている公園、「あおぞら公園」といいます。
周辺が平地(田畑)で、巨大な樹木がシンボルとして目立つ公園
があまり見られないので貴重な光景です。
スケール感を感じ取ることができる公園です。
公園の表情表現には、公園施設、空間単体だけでなく、関連する空や風、公園内の緑、周辺の緑を含めてデザインする必要があります。
また、平面計画、配置だけでなく、このあたりにこんなものを置くとこういうように見えるかな とか形を想像して公園設計は進めます。
時間的余裕があり、模型をつくることができれば瞬時に空間のイメージは沸きます。
時間がなくても、普段からいろんなものを見て、肌で感じ取ることをしていれば模型をつくらなくても自分の頭のなかでイメージが沸きやすくなるでしょう。
自然の風景を取り入れた公園もいいものです。
巨大なシンボルツリーが1本あるだけでも公園風景の見え方が変わります。
メリハリがつくといった感じでしょうか。
シャープさとやわらかい、やさしさとのバランス 設計者の感性が問われます。
建築のデザインと同様に、設計する人によってきれいにできるかどうかが左右されるのが園地設計です。
【設計をしてみたい学生さんへ】
決まった法則にしたがって構造をつくること、考えることが得意な人は道路や河川などの設計の方が面白いという人もいます。
逆に、新しいものを創造する、形を考えることが好きな人は建築や空間設計が好きだという人が多いです。
よく考え、自分に納得のいく、後悔しないよう、就職活動を頑張ってください。
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