2010年11月25日木曜日

防災機能を持つ公園

近年にみられる傾向として、市街地部にある公園は防災機能を持った公園が増えています。

東京には、国営公園と都立公園とが一緒になった「東京臨海広域防災公園」という
防災公園・防災拠点があります。



ここでは、大震災時における避難手段を学べる体験施設があります。
平日は、小学生など団体で体験学習などを活用されているようです。

栃木県内でも、少しずつですが見られるようになってきました。

防災公園とは、地震などの災害時に避難、災害時キャンプをはる事ができる機能を兼ね備えた公園のことであります。
阪神・淡路大震災以降に災害時の公園のあり方が問われるようになり、防災機能が注目されるようになってきました。

防災公園には、災害トイレ(通常はマンホールの蓋しかありませんが、災害時はそこにテントや簡易便器を取り付けて臨時トイレにする)、かまどベンチ(通常はベンチとして利用、災害時は天板を外してかまどのようになるベンチのこと)、防災四阿(災害時に側面にテントをはることができる機能のあるもの)、防災倉庫(災害時に必要な備品関係を格納しておく倉庫)などがあります。

これらのものが公園にありましたら、そこは避難場所になる公園となります。

日常的には憩いの場所の公園、非日常的には災害時に対応する公園

公園にもいろんな機能があることに注目してみてください。