2012年4月5日木曜日

冨士山自然公園 経過観察(中間レポート)

まもなく桜が咲くであろうごのごろ。
今日はポカポカ陽気であり、サクラのつぼみも膨らみつつあります。
今日は当社設計の社員にて、芳賀町の冨士山自然公園へ 施工後途中経過の観察へ出向いて参りました。


冨士山自然公園 桜のつぼみ(4/5)

展望台より望む 桜が咲けばキレイになることでしょう(4/5)

修復した展望台

町のシルバーさんと協力して水辺環境の再生を試みた この冨士山自然公園も、自然の湧水量が増えてきて、ほどよい自然のせせらぎ空間が実現されています。
池が出来たこと(再生したこと)により、蛙の卵が産卵され、一部はおたまじゃくしとして孵化し、水芭蕉の白い花もところどころに出現してきております。

蛙の卵が孵化 おたまじゃくしもみられる。



上流から下を望む。今回の事業(改良)により水面が見えるようになった。

植生の回復はまだですが、緑が映えてくるとまた違った景色がみえるようになると思います。
改良前は、沼地のような感じで、水面が見えなかったので ある意味 景色のメリハリ がありませんでした。

水面がみえると、また違った風景となる

木でつくった越流の柵により、水のせせらぎ音が聞こえる。

水の音が聞こえるのと、聞こえないのとでは、その場の雰囲気はだいぶ違ってくる。

水面が見える、青い空が見える風景の他に
水のせせらぎ音が、またその場の雰囲気を心地よいものにしております。
ある意味、五感でその場の雰囲気を感じるといったみたいに。
(温度や気候:肌で感じる。色や風景:目で感じる。水のせせらぎ音:耳で感じる。....)

ところどころに水芭蕉の花が 自然の水流とうまく組み合わさっている。


水面に映えてきてますね。

桜の季節の終わった後、5月~6月の初夏へ向けて、どのようにまた自然が変化していくのかが楽しみです。